HOME >  商品紹介 >  実例集・工事編 >  工事の流れ > 足場架け・上棟工事

実例集・工事編

2007/03/30 足場架け・上棟工事

足場架け工事
足場架け工事
上棟工事の前日に足場を架けて、足場上に柱・桁・床合板を置いて、上棟の準備をします。会社によりやり方が違いますが、この準備が上棟工事をスムーズに行うに重要な作業です。
上棟工事
上棟工事
当社は足場組み立てと上棟工事の建て方を東京ビケ足場さんに頼んでいます。柱や軽い桁・梁は手作業で組み立て、長くて重い桁や梁を、写真のトラックに乗せてある電気充電式のクレーン※で吊り上げて、組み立てしていきます。写真では2Fの桁・梁を組み立てしているところです。
※電気充電式クレーンは騒音がほとんどなくあと小型なので、狭小地で威力を発揮します。
多くの工務店・建設会社では、15tクレーンなどで同じように行いますが、騒音が大きくクレーン設置場所が広く必要になります。
垂直測定
垂直測定
写真中央部に細い縦長のシルバーのものがありますが、これは垂直を測る道具です。これで垂直を確認しながら柱や梁を組み立てていきます。
仮筋交い取り付け
仮筋交い取り付け
柱と柱に斜めに仮に筋交いを釘で止めます。それで組み立て中に全体がねじれたり、傾いたりしないように押さえます。
2F床合板
2F床合板
2Fの床は24mmの構造用合板で桁や梁に止めて、水平構面の剛性を高めます。構造の見地から、地震は建物に水平力を与えると考え、その力を壁(ここでは2F壁とします)が受けます。2F耐力壁が受けた力を1Fの同位置の耐力壁に力を伝えて、それから土台→基礎→地面と力を伝えて、力を逃がして行きます。しかし、1Fの同位置に耐力壁がない場合は、2Fの床に力を伝えて、近い1Fの耐力壁に力を伝えてます。その時に2Fの床が弱いと力が伝えられないので、当社では2Fは構造用合板を全面に張ることで、強くしています。ちなみに1Fの床にも構造用合板を張っています。
今回は難しい内容でしたが、今度図解でわかりやすく説明したいと思います。
次回は上棟工事終了と屋根工事についてお話します。

←戻る

お問い合わせ・資料請求

土地・分譲住宅

お客様の声

施工事例

お電話でのお問い合わせ 0436-24-7710 お問い合わせ・資料請求